- 基礎工事
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今日は基礎工事について簡単にお話しします。
まず、これだけは必ず現場に行き確認してください。
①鉄筋工事では、設計図通りの太さの鉄筋と本数になっているか。
②型枠工事で、鉄筋のかぶりがあるか。これは鉄筋と型枠の隙間のことです。
隙間を設けるために丸いスペーサーを鉄筋に付けて隙間を作ります。床面にもスペーサを置きその
上に鉄筋を並べていきます。鉄筋が床や型枠にくっついていたら直してもらいましょう。
③コンクリート打設ではコンクリートミキサー車が来たときに必ず伝表を置いていきます。
それにはコンクリートの配合が記載していますので、その配合と設計図の配合が合っているか必ず
確認しましょう。(24-18-Nとか記載されていますが、季節により設計図より数字が大きい場合
があります。それは温度補正を行うために数字が大きくなっています)
④コンクリート打設後の型枠の解体を何日後に行うのか確認しましょう。
あまり早く解体するとコンクリートの乾燥時間が足りない場合がありますので、しっかり聞いておき
ましょう。
以上ですが、この4点は確認しておきましょう。
しっかりしている業者なら全て写真付きで報告書を出してもらえます。コンクリートの記録もきちんと提
出してくれるので心配はありませんが、そうでない場合もありますので、気をつけましょう。